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17袖ケ浦のひみつ工場の夜景人工物が作りだす妖しく美しい風景上総自然学校の里山米手作りの昔ながらのお米を味わう甘くておいしい、大きな落花生おおまさり(茹で落花生)袖ケ浦の冬の風物詩ボッチってなあに?晩秋になると袖ケ浦の畑に不思議なものが出現します。積み上がった草に帽子をかぶせたようなもの。これは「ボッチ」と呼ばれるもので、収穫後の落花生を自然乾燥させるためにまとめたものです。今は青いビニールシートを上にかけるところが多いのですが、袖ケ浦では今でも昔と同じ藁をかぶせているところが多いようです。袖ケ浦の海岸沿いにはたくさんの工場があります。観光には無関係なように思えますが、これが夜になると一変。さまざまな光と無機質な構造物が作る造形は、なんとも言えない不思議な美しさがあります。工場群を見晴らす市内の丘の上から、あるいは工場に近づいて風景を眺めてみましょう。袖ケ浦でホタルが見られます幽谷地区のホタルきれいな水の流れがないと見ることができないホタル。市内の東にある市立平岡小学校幽谷分校周辺は、今では珍しいホタルが見られるエリア。学校では観察、飼育、放流の活動が行われていて、まだ残る豊かな自然の保護に力を入れています。ホタルが見られるのは6~7月。ドイツ村の東、昔ながらの里山の風景が残る一角に真光寺というお寺があります。ここが主催する上総自然学校では里山再生を目指すプロジェクトが行われており(→P.15)、近くの棚田で作られた減農薬米を販売しています。田植えから稲刈りまで、人の手によって行われた本当の手作りのお米です。通信販売もやっています。■上総自然学校(曹洞宗真光寺)電0438-75-7414 所川原井634HPhttp://www.shinko-ji.jp/MAP P.18G-4【 奈良輪豊月堂 】電0438-62-2109 所坂戸市場1352-2 営8:00~18:00 休水曜 HPhttp://members3.jcom.home.ne.jp/hougetsu/ MAP P.19C-3【 大原軒 】電0438-64-0604 所蔵波台4-1-12 営9:00~19:00 休水曜 HPhttp://ooharaken.gko.jp/ MAP P.18E-2小櫃川を泳ぐたくさんの鯉のぼり山中区 大空に鯉のぼりを揚げる会毎年ゴールデンウィークの頃、市内を流れる小櫃川の土手にワイヤーを張り、そこにたくさんの鯉のぼりを泳がせるイベントです。その数は250匹。春風を一杯に吸い込んだたくさんの鯉のぼりが風に泳ぐ様は壮観です!場所は館山道木更津北IC下りてすぐ近く。■山中区大空に鯉のぼりを揚げる会問い合わせ:袖ケ浦市観光協会電0438-62-3436MAP P.18E-5今も続く農作物を占う神事筒粥神事毎年1月、飽富神社と国勝神社で昔から行われている行事。煮たてた粥に葦の束を入れ、その葦の筒のなかに入った粥の分量でその年の農作物の作柄を占う神事です。冷水で禊(みそぎ)をした若者が、交代で板と棒をこすり合わせて火を起こし、その火で粥を炊きます。■飽富神社 所飯富2863 MAP P.19D-3■国勝神社 所岩井464  MAP P.18F-4問い合わせ:袖ケ浦市生涯学習課電0438-62-3744問い合わせ:平岡小学校幽谷分校 電0438-75-2110 MAP P.18G-4さまざまな農産物が袖ケ浦の自慢。なかでもイチオシは落花生です。いろいろな種類がありますが、ぜひ食べてもらいたいのが「おおまさり」という品種。一番の特徴はその大きさ。普通の落花生の2倍ぐらいあります。だからといって大味というわけではなく、甘みもあってとってもおいしい! 茹で落花生として売られているので、見つけたらぜひ試してください。袖ケ浦市特産推奨品って何?袖ケ浦名物最中袖しが浦の栞(写真)/ガウラサンド袖ケ浦の観光協会と商工会では、市のお土産品にふさわしい商品として特産推奨品を認定しています。推奨品は郷土の和菓子・酪農家のアイスクリームやチーズケーキ、地元特産のジャムやはちみつ、落花生などそれぞれ魅力的なものばかり。各店舗や袖ケ浦市農畜産物直売所「ゆりの里」などでお買い求めいただけます。詳しくは観光協会ホームページをご覧ください。HPhttp://sodegaura-kanko.org/

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